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10月, 2013の投稿を表示しています

OpenSolaris

最近  OpenIndiana  (旧 OpenSolaris ) のバージョンが上がり,今まであった問題がとれて使いやすくなりました. 今回  OpenIndiana  151a5 をインストールしたので,メモを記しておきます. (対象は,他のUNIXライクなOSにある程度慣れた人を想定しています.) 利点 他のUNIXライクなオペレーティングシステム/ディストリビューションに比較し,以下の様な特徴があります. 堅牢で安定している 商用UNIXである Solaris がベースなので堅牢に思われます. ライブラリや各種ソフトウェアのアップデートが頻繁すぎず,安定している印象を受けます. 無料 ZFSサポート 元々ZFSはSun(現Oracle)で開発されたので,SunのSolarisに系譜をひくOpenIndianaのZFSのサポートは安定しているように思われます. ZFSについて http://wiki.openindiana.org/oi/Using+OpenIndiana+as+a+storage+server zfs は,ファイルシステムです.他のファイルシステムに比べ,以下の様な特徴があります. 論理ボリュームの機能が組み込まれている 全てのストレージは『ストレージプール』と呼ばれる論理的なボリュームに属します. $ zpool create <volname> <dev1> <dev2> # <dev1> と <dev2> の合計容量の大きさを持つ仮想的なストレージができる ストレージプールを柔軟に拡張・ミラーリング・RAIDできる $ zpool attach <volname> <既存のディスクのdev> <ミラーとして追加するディスクのdev> ストレージプールから柔軟にパティションが切り出せる パティションは基本的に可変サイズです.固定サイズにした場合,仮想的なデバイスファイルが用意されます. $ zfs create mypool/hello → デフォルトでは /mypool/hello というフォルダにマウントされる パティションごとに高度に設定を変え

FUSE on OS X

FUSE というソフトウェア(ミドルウェア)がある.簡単にいえば,ファイルシステムを簡単に作れるようにするキットと思えば良い. FUSE で動くファイルシステムとしては, sshfs: SSH経由でリモートサーバーのディレクトリをマウント ntfs-3g: NTFS を Windows 以外で使う などがある. 元は Linux で始まったものだが,Mac にも移植されていて,最初の移植は MacFUSE だったが,開発終了にともない,以下の2つに分裂してしまった. OSXFUSE fuse4x 違いが気になり調べたので,それを書こうと思っていたが,つい先日 (→もっと早く決まっていたらしい.) fuse4x が OSXFUSE に取り込まれる形で終息してしまうことが決まった.そこで,雑感を書こうと思う. もともと MacFUSE は,本家 Linux 版のFUSEとくらべ,(インターフェースの?)設計が異なり,互換性が無いようだった.OSによってカーネルの設計が違うのだから,それにあわせて変えたということなのだろう. そこで,より(本家や他のOSにおけるFUSEに)近い FUSE を作ろうという方向性で立ち上がったプロジェクトがfuse4x,ということらしい. 実は,本家プロジェクトのトップページにもはっきりとそう書いてある. The MacFuse author had motto "MacFuse is not Fuse" and over the years MacFuse became incompatible with the upstream project. The goal of Fuse4X project is to develop FUSE implementation that is fully-compatible with the upstream project.   それに対し,OSXFUSEは,MacFUSE そのままで引き継ぐ,をモットーにしているらしい. OSXFUSE is a successor to MacFUSE, which has been unmaintained since 2009. It shares most of its source