ESXi
記事が消えた
書きかけの記事が飛んだのであまりやる気が無い。
以下は、新たに復旧させた内容。
ESXi
自分用の計算・実験・データサーバを、仮想環境に移行することにした。
仮想環境には、
- Type-1: マシン上で直接仮想化ソフトウェアを動かすやつ
- Type-2: マシン上でふつうのOS(Linux, Mac, Windows…)を動かし、その上で仮想化ソフトウェアを動かすやつ
の2種類がある。
Type-1については、bare-metal virtualizationとか呼ばれてる。
今回導入したのは、Type-1 に該当する、VMware ESXi。
以下、メモ。
- やっぱりユーザランドで動作するVirtualBoxよりずっと快適。
- 準仮想化対応。ディスク/NICまわりのioが快適な気がする。
- デバイスのホストパススルーは、CPUとマザーボードがVT-dに対応していなければならない。
- とても期待していたのだけれど、古いマザーボードなうえAMDだったのでパス。
そろそろ長いこと使ってるし買い替えかな………
ハードディスクのコピー
サーバの以降に関連し、ハードディスクのコピー作業が発生したのでメモ。
ふつう、LinuxやMacなどでディスク(まるごと)をコピーするとしたらddコマンドを使うものだけれど、
- 再開ができない
- 進行状況が出ない
と不便。(本当、どちらもできるのだけれど、一手間要るので、めんどう。もっと簡単にやりたい。)
探したところ、
- ddrescue (GNU ddrescue)
というコマンドが便利だった。
- 進行状況が出る
- 再開ができる
- 未確認だが、コピーするサイズ単位(ブロックサイズ)を適当に調節してくれるらしく、速い?
コピー時は、入力、出力、ログファイルを指定する。
sudo ddrescue /dev/sdb1 sdb1.img sdb1.log
進行状況は、こんな感じで出る。
GNU ddrescue 1.17 Press Ctrl-C to interrupt Initial status (read from logfile) rescued: 330498 kB, errsize: 0 B, errors: 0 Current status rescued: 127153 MB, errsize: 0 B, current rate: 45350 kB/s ipos: 127153 MB, errors: 0, average rate: 36411 kB/s opos: 127153 MB, time since last successful read: 0 s
中断はCtrl-C。再開するときに-C オプションをつけると、ログファイルをもとに、途中から再開してくれる。
sudo ddrescue -C /dev/sdb1 sdb1.img sdb1.log
ほか、参考になりそうなもの。
おまけ
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- rsyncにパッチをあてて、ブロックデバイスをコピーできるようにしたバージョンがあるらしい。--inplace、--progress あたりと使うと便利っぽい。
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- cpコマンドの実行速度を落としたい(???)というとき、throttle コマンドをパイプするといいらしい。
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- 読み込みが多いドライブなら、readaheadの値を大きくするとよい。
blockdev --setra 16384 /dev/sda など。