Jupyter (IPython Notebook) まわり
もともとPythonの高機能シェルとして開発されたIPython、そのウェブ版シェルとして開発されたIPython Notebookだが、 ここにきて中核の入力を受け取り処理し結果を返すカーネル部分について、Python以外も使えるようにしようという動きがでてきた。
そこで、カーネル以外の部分を取り出してできたのがJupyterだそうだ。
これは良い機会だと、MacにPython以外のkernelのインストールを試みたので、以下に掲載する。
メモ
kernelは、~/.ipython/kernels に追加される。
ただし、各々の言語のkernelについて、いつ、どのような段階でkernelのリストに追加されるかの詳細は未調査。
いずれにせよ、各々のkernelは各々の起動コマンドを持てど、
最終的に~/.ipython/kernelsにさえ追加されれば、
ipython notebook で実行されたときのカーネルリストにもきちんと追加される。
最終的に~/.ipython/kernelsにさえ追加されれば、
ipython notebook で実行されたときのカーネルリストにもきちんと追加される。
Haskell
git clone http://www.github.com/gibiansky/IHaskell cd IHaskell ./macos-install.sh
何をされるか把握したい場合は(というかそう思えないとかなり"ヤバい"と思うが)、シェルスクリプトを読むと良い。 コマンドラインツール、GHC、Homebrewのインストールを確認した後、cabalやbrewでいくつか必要なものをインストールした後buildするようだ。
IRuby
brew install ruby gem install iruby
IRkernel
brew install R
ののち、Rを起動し、
install.packages(c('rzmq','repr','IRkernel','IRdisplay'), repos = c('http://irkernel.github.io/', getOption('repos'))) IRkernel::installspec()
JavaScript (Node)
npm install -g ijavascript
これもらくちん。
Go
ここからがめんどくさかった。というかみんなReadmeに書かなすぎ。
先立って、goをインストールし、GOPATHを好きなディレクトリ(僕はpythonにならい/usr/local/lib/goにした)に設定する。
brew install go export GOPATH=/usr/local/lib/go
まず https://github.com/alecthomas/gozmq Gozmqをインストールする。
go get -tags zmq_4_x github.com/alecthomas/gozmq
go install github.com/alecthomas/gozmq
続いて、https://github.com/takluyver/igo igo をインストールする。
go install github.com/takluyver/igo
さいごに、kernelをインストールする。
mkdir -p ~/.ipython/kernels/igo cp -r $GOPATH/src/github.com/takluyver/igo/kernel/* ~/.ipython/kernels/igo vi ~/.ipython/kernels/igo #=> $GOPATH の欄を編集する
ここまでインストールして動かして分かったが、importすら対応していないぽい?クソなのでuninstallした。